~コース距離延長目的で、全長は7300ヤード超えに。
プロツアー競技の誘致目指す、練習場も建設中~
接待ゴルフ場も「世界に通用するコース」目標とし。
法人専用の高級接待倶楽部として運営しているザ・カントリークラブ・ジャパンは、全18ホール全てに新たにティグランドを造成・拡張する工事とゴルフ練習場の新設に着手している。
そでに3ホールは新たなティを完成させた。16番ミドルは現グリーンの約70ヤード奥に新グリーンを造成。播種後の来年5月にも新グリーンを使用できる状況にし、その後に現グリーンを撤去しフェアウェイ等にする計画。
また。同ホールのティも後方に移すことでホール距離は現行の366ヤードより約80ヤード長くなるという。
コースの全長は、現在の7078ヤードより200ヤード以上長くなり、7300ヤードを超す距離になるという。
練習場はクラブハウスから500メートルの所にある余剰地を利用し、現在は造成中。
練習場の規模は、350ヤード、30打席で芝生から打つことになる。
ティ新設を含む一連の工事は、来年度中には完成させる。
コース改造等の理由は、ツアー競技の誘致。今年は初めてJGTOのチャレンジトーナメント「JGTO Novil FINAL」(10月20日~22日開催)の開催開場を引き受けた。
ツアー競技開催の予行演習というわけだ。
接待向けゴルフ場でコースの難関度を高めるのは、接待に逆行するとみる向きもあるが前田秀総支配人は「そもそも当コースは接待には向かない。それならば世界に通用するようなゴルフ場にし、知名度アップを図るのも一理と考え着手した。また、海外のゴルフ場でプレーを経験した会員の方も多く、この方針を理解していただけると考えている。」と語っている。
ちなみに、同CCは平成20年に名義書換を開始。今年4月から分割会員権の年会費を徴収するようになり、売りが先行する傾向。
しかし、620万円(入会金420万円、預託金200万円=10年据置)の会員募集は継続中で、今年は3~4口の入会があったとしている。 |