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4月15日グランドオープン、2階建てでコンパクト化。
女性施設は個室感を演出、女性来場率が15%超に上昇。
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西山ホールディングスグループの館山カントリークラブは、4月15日に新クラブハウスをグランドオープンした。来場者、特に女性に好評で、新ハウス使用開始以降の女性来場者率がアップしているという。
旧ハウスが昭和52年の会場以来の使用で老朽化し、旧ハウス前に新ハウスを建てた。22年1月から工事に着手、昨年11月15日に仮オープンし新ハウスの使用を始め、旧ハウスの解体と駐車場の整備を終えて4月15日にセレモニーを行った。旧ハウスは3、4階に客室がありホテルを併設していたが、アクセスの向上(アクアライン経由で羽田から90分強、横浜から2時間)等で日帰り客が大半となり、新ハウスは鉄筋コンクリート造り2階建ての延べ床面積約3000平方メートルと、旧ハウスよりややコンパクトという。設計はエヌ設計工房、施工は大成建設となっている。
1階にフロント、レストラン、2階にロッカー、浴室を配置、ロッカー等を利用しないお客様は1階だけですむ機能的な作り。1階のレストランにはウッドデッキの“シーテラス”があり、冬季以外は太平洋からの風を感じながら文字通りオーシャンビューが楽しめるという。
加えて、女性施設は個室感を演出、脱衣所やパウダールームで他人を意識せず利用できる。浴室も男性用と遜色のない広さで好評。従来女性の来場比率は11%だったが、新ハウス使用開始以降15%を越えているという。ハウス外観も南国を思わせ、ソテツや椰子の木などでセパレートされたコースとともに異国気分が味わえるという。
同グループは平成21年4月に大宮国際CC(埼玉)でエコを基本に考えてクラブハウスを新築。館山CCの新ハウスは厨房をはじめオール電化を採用し、エコ化をさらに進めた。電気代はデマンドコントロールで旧ハウス時よりも抑えられる見込みという。
ちなみにクラブハウスをオール電化にしたゴルフ場は久邇CC(埼玉)や瀬戸内GR(広島)、北山CC(佐賀)等でまだ少ないが、高坂CC(埼玉)が来年5月完成予定で新ハウスを建設中と、最近多くなっている。
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